青の光と星

目に見えないけれど、確かにある世界を感じ始めた私の日々について。

前世との邂逅④

前世との邂逅③の続きです。

 

私の前世のある、

法隆寺に行くことにしたのは

前世は確かにあり、

今にどれくらい影響を

与えているのかを知りたかったし、

前世と向き合うことで

今の自分を、変えたかったからです。

 

結果、

確かに前世はあるし、

私自身、確実に変わってきています。

 

まず、前世にいた場所は

とても空気や水が

自分に合うと感じる。

そこに住む人々を見ると、

すごく温かい気持ちになる。

懐かしいと感じる。

確かにここにいたと

思いました。

 

前世と向き合って

変わっていく場合は

深い傷がある場合だと

思います。

 

その前世の時に

強く抑圧した感情がある。

感じきれなかった感情です。

その感情が

今の人生に影響を与えていることがある。

さらに感情に付随した

考え方、思い癖のパターンを

現世に繰り返しています。

今、その感情と向き合い、

思考パターンを変化させていくことで

無意識に囚われることが

なくなってきます。

 

『自分のせいで、

誰かを死なせてしまった』とか

『助けられなかった』とか

人それぞれですが、

悲しんではいけない!

泣いてはいけない!

自分が力不足だったせいなのだから。

そうやって、自分を責め

我慢をして

感じることをしなかったために

今に持ち越しているということがある。

 

「何故、終わってしまった

前世の問題に取り組む事が

重要なのか?」という疑問があるかも

しれません。

実は、私達が一般的に考えるように

前世は過去にあるのではなく、

『今と同時』に存在しているからです。

 

過去→今→未来

のような時間軸では

存在していない。

 

ですから、前世という呼び方は

正確ではなく、

『並行世』というのが適切だと

思います。

 

この世界は、確かに

今この瞬間に、過去も未来も、

同時に存在している。

 

私達は自分で捉えているよりも

もっと大きく、多次元な存在で

様々な知恵や経験を持っています。

なので、今の自分だけを見て

物事を判断していると

理解できず、

苦しくなってしまうかも

しれません。

 

前世と向き合うとは

前世で感じ切れなかった感情に

今、もう一度取り組み

その思考パターンを

変化させていき、今を真に望む方向に

変えてゆく

ということなのです。

 

たくさん、

悲しむし、涙を流すこともある。

それと同時に、身体や心がどんどん

身軽になっていくのを

感じるでしょう。

 

私達は、長い歴史の中で、

我慢して泣かない事は良いことだと

されて来ましたが

そうではありません。

 

悲しい時は悲しいと泣く。

怒りたい時は怒る。

妬み、嫉み、憎しみ、

どんな感情も

『あって良い』と許す。

過ちも後悔も罪も

何もかもあって良い。

感情を豊かに感じる体験を

するために

生まれてきている。

全ての経験は

許されている。

 

自分の内側にある

全ての感情と経験を許す。

それらと手を繋ぐ。

 

それが何よりも

大切だと感じています。

 



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(朝の法隆寺聖霊院)