2019-05-28 声 ひとりごと 頭の中のおしゃべりは お前はだめだ。 出来るはずがない。 勘違いするな。 と、とても煩く やかましいので 『私』の声ではないと 分かる。 強く主張する 感情的な喚き声は 本来の自分の声ではない。 ギャンギャン責めたてる 喚き声は 雲のように どこからともなく沸いてきて 消えていく 儚い声である。 私達は 雲が流れていく空間、 『空』である。