青の光と星

目に見えないけれど、確かにある世界を感じ始めた私の日々について。

森がハートを開く。

今日、

近くの森林公園に行った。

 

私は自然の中にいると

内側が静まり

落ち着いていくのが

好きで

海とかガーデンを

たまに歩くようになったのだが

 

最近はまた、

その感覚が変化してきているようだ。

 

今日は

野鳥の声を聞いて

『なんて綺麗な音なんだろう。

何かの笛か楽器が鳴っているみたいだ。』

と思った。

 

そして、よく鳥の声を聞いていると

意識が変性していくような

感覚になった。

 

鳥の声を聞いて

綺麗だとしみじみ感じたことは

今までになかったのだ。

 

公園の広場から

散策路に入るか

入らないか、迷った。

自然は好きだけど

あまり深い森は何だか怖いのだ。

人気はないし、

熊が出たら?とか…

 

けれど、まるで

私を呼んでいるような

鳥の声に惹かれて

今日は入ってみることにした。

 

道に入ると

初めは怖いと思ったはずなのに

どんどん森に

馴染んでいった。

 

木漏れ日から

降り注ぐエネルギー、

地面から湧いてくる熱。

内側が更に深く静まっていく。

 

近くで鳴いている

野鳥の声を聞いていたら

喉のエネルギーが

解放したがっているように

ぐるぐる動く。

 

そうしたら

なぜか泣けてきた。

涙が止まらなくなった。

 

近くの鳥は

私に語りかけるみたいに鳴いていた。

鳴いて(泣いて)良いんだよ。

それは、自然なことだよ、と。

 

いつの間にか

森を怖いと思うようになっていたけど

本当は違ったんだな。

 

本当は自分に沿うものを

嫌いだと思っていたり

怖いと思っていたりする。

 

私の中の

そんな『誤解』を

ひとつひとつ

解いていけたら良いな。