青の光と星

目に見えないけれど、確かにある世界を感じ始めた私の日々について。

海辺の散歩道

海辺の散歩は

いつも面白い。

 

海辺の道で

野良猫と暮らしている

野良猫みたいな人がいたり

 

海を見ながら

トランペットを吹いている人が

いたりする。

映画みたいに。

 

 

この前は

民族衣装のサリーを着た女性達が

さまざまな肌の色をした

沢山の子ども達を連れて

遊びに来ていた。

 

海には

人々を惹き付ける

何かがある。

 

海辺の道の

すぐ横で

高級車が止まっていた。

運転手の彼はやくざのような

人に見えた。

 

彼は

こちらを見ていた。

すると

なぜか、急に可笑しくて

吹き出しそうになった。

 

彼は

自分は誰だか

忘れているのだ。

と思った。

深い幻想に入っている。

 

私は彼が

可笑しくて仕方ない。

 

そんな彼は

私だからだ。