もっともっと、泣いて良い。
涙を流すことで
エネルギーを流す。
泣かないことで
感情と私を混同し
『私』という虚像を
創り上げてきた。
泣くことで
あの感情が
消えてしまったら
『私』がいないと
分かってしまうのだ。
本当は
『私』という人は
何処にもいないと
知っている。
それを真に見たくないがために
感情から
目を背けてきた。
感情も思考も
私ではない。
私はそれらが自然に
湧いてきて
流れていく
空間である。
ずっと
人は、どこにも
いなかったのだ。